塊根植物のはじめかた|パキポディウムの実生株を例に

園芸
この記事は、塊根植物やパキポディウムに興味を持った人
どう管理すればよい?普通の観葉植物やサボテンとの管理の違いは?という悩みの解決を目指しています。

導入

ここ数年流行っていますね、塊根植物。

その代表格とも言える「パキポディウム」。

でっぷりしたボディから枝葉を伸ばす「現地球」が人気ですが、お値段がそこそこします。

著者は、国内で種から育てられた、お値段もお手頃な「実生株」を購入し、塊根植物デビューを果たしました。

この記事では、手軽に塊根植物デビューをしてみたい方に「実生株」からスタートするという選択肢を紹介します。


管理

3月〜10月ごろ:生育期間

項目管理の目安
置き場日光がよく当たる屋外。最低気温が10℃を下回る日の夜間は屋内が安全。
水やり用土が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷり
肥料観葉植物用・多肉植物用などを、表記の容量を守って実施。

11月〜2月ごろ:休眠期間

項目管理の目安
置き場暖かい屋内。
水やり葉が出ていれば週1回程度軽めに。特に株がしわしわしてきたら少ししっかりめに。
肥料なし。

著者が管理しているパキポディウム・ロスラーツムの実生株をもとに、ざっくりまとめました。

ただし、休眠時期や水やり頻度などは個体差があります。

様子をしっかり見てあげながら管理することで、徐々に分かっていきます。

「塊根植物は水を少なめに」と聞くかもしれません。

確かに、休眠期は水をやりすぎると根腐れしやすくなります。

一方で、生育期は想像以上にしっかり水やりが必要です。

夏場に水を控えてしまうと、水切れで枯らしてしまう危険も大いにあります。

ほぼ毎日水やりが必要な場合も。

著者は最初の夏に、枯れる手前までしわしわにしてしまいました。

特に今回紹介する「実生株」は甘やかしめでちょうど良いです。

小さめの鉢のものが多く、用土が乾きやすいのも理由の一つです。

11〜2月ごろは休眠期間としましたが、暖かい屋内に取り込んでいると、この期間もゆっくりと生育することがあります。

その場合は軽めに水やりを。


経過

実際に管理しているパキポディウム・ロスラーツムの、購入時から現在までの経過です。


2024年8月上旬

購入。

実生株のパキポディウム・ロスラーツムです。

はじめての塊根植物。


2024年8月中旬

外管理で3日に1回程度の水やりだと、どんどんしわしわに。


2024年8月下旬

少し回復。

水やりの頻度を多めにしました。


2024年9月上旬

回復。

ひとまず安心。


2024年9月中旬


2024年10月下旬

少しずつ太くなってきました。


2024年11月中旬

購入時と比べると、秋以降にだいぶ太くなりました。


2025年1月下旬

少しずつ葉を落としています。

休眠気味。


2025年4月下旬

植え替えして鉢増ししました。


2025年5月上旬

やや葉色が良くないものの、新しい葉を続々出しているので大丈夫そう。


2025年8月中旬

葉の勢いがものすごい。

大きさも量も。


2025年10月下旬

夏から秋にかけて、だいぶ太りました。


2026年4月中旬

葉数は少ないけど、まあ元気。


2026年5月下旬

花芽のようなものが上がってきました。


2026年6月上旬

葉数も増えてきました。

花芽のようなものは、今のところ蕾ができる様子もありません。

フェイント?


まとめ

実生株の魅力は、成長個性だと考えています。

現地球は、言わば完成系。

季節によって様々な顔を見せてくれますが、成長の余地は小さめ。

一方、実生株はまだ育ち盛り

こないだより太ったな、とかがよくあります。

また、個体差や育て方によって個性も出ます。

小さな実生株を手に取り、その成長や個性をぜひ楽しんでみてほしいです。


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