この記事は、これから夏型塊根植物の実生に挑戦したい人の、
もう6月だけど大丈夫?育成LEDが無いけど大丈夫?という悩みを解決することを目指しています。
初めての夏型塊根植物の実生に挑戦しました。
6月蒔き。育成LEDなし。
セオリーに反した結果どうなったか。
1年間の記録をご覧ください。
播いた種子と結果
メルカリで種子を購入しました。
購入時より多めに入れてくださって、おまけ種子までついてきました。
先に結果。
| 種類 | 播種数 | 発芽数 | 生存数 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| パキポディウム・ホロンベンセ | 11 | 0 | 0 | 全滅 |
| パキポディウム・グラキリス | 11 | 1 | 1 | 発芽は遅め |
| パキポディウム・イノピナツム | 10 | 6 | 3 | 発芽は良かったが、生存は半分ほど |
| センナ・メリディオナリス選別種 | 11 | 7 | 2 | 発芽後に徒長、大きく数を減らした |
| オペルクルカリア・パキプス | 11 | 0 | 0 | 下処理が大変だったのに全滅 |
| ブルセラ・ラキシフローラ | 4 | 1 | 1 | おまけ種子 |
なかなか厳しめ。
管理環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 播種時期 | 2025年6月24日 |
| 置き場 | 基本は明るい窓辺 |
| 育成LED | なし |
| 用土 | 赤玉土・鹿沼土・パーライト |
| 表土 | 配合用土をふるいにかけたときに出た細かい粒を使用 |
| 水管理 | 腰水管理 |
育成LEDは使っていません。
基本は明るい窓辺です。
発芽した頃にはすでに真夏だったため、ベランダ管理に移しにくかった。
これが後々、課題として残りました。
播種時にやったこと
2025年6月下旬:種子を購入
メルカリで以下を購入しました。
- パキポディウム・ホロンベンセ 5粒
- パキポディウム・グラキリス 5粒
- パキポディウム・イノピナツム 5粒
- センナ・メリディオナリス選別種 5粒
- オペルクルカリア・パキプス 5粒
2025年6月下旬:種子が届いた

実際には多めに入れてくださっていました。感謝。
- パキポディウム・ホロンベンセ 11粒
- パキポディウム・グラキリス 11粒
- パキポディウム・イノピナツム 10粒
- センナ・メリディオナリス選別種 11粒
- オペルクルカリア・パキプス 11粒
- ブルセラ・ラキシフローラ 4粒(おまけ)
2025年6月下旬:播種

メネデール・ベンレート溶液に数時間漬け込んでから播種しました。
追加の処理が必要だったのは以下の2品種。
センナ・メリディオナリスは、種子の角をやすりで削ってから漬け込み、播種しました。
オペルクルカリア・パキプスは、果肉をふやかして除去し、硬い蓋を外してから漬け込み、播種。
発芽から約1年の記録
| 日付 | 状況 |
|---|---|
| 2025年7月中旬 | イノピナツム・センナ・ブルセラが発芽。グラキリス・ホロンベンセ・パキプスは動きなし |
| 2025年8月中旬 | ブルセラ・センナ・イノピナツムは順調そう。グラキリスも発芽 |
| 2025年9月末 | 夏の盛りを過ぎてベランダ管理へ |
| 2025年10月末 | センナは枯れる株がちらほら |
| 2026年1月中旬 | ブルセラが完全に休眠へ |
| 2026年2上旬 | ブルセラが新芽を出し始める |
| 2026年3月下旬 | 15℃確保できる日中のみベランダへ。置き型肥料を置いた。植え替えたセンナは完全に葉を落とす |
| 2026年4月中旬 | イノピナツムが若干太り始めたかも。 |
| 2026年6月初旬 | センナ・ブルセラ・イノピナツムがそれぞれ生育中 |




最初に動いたのは、イノピナツム・センナ・ブルセラの3種でした。
グラキリスは遅れて8月に発芽。
ホロンベンセとパキプスは最後まで動きなし。




8月時点では、発芽した株たちはそれなりに育っているように見えていましたが、センナは徒長傾向。


夏の盛りを過ぎてから、ベランダ管理へ移しました。
秋以降、センナは枯れる株が出始め、ブルセラは冬に完全休眠へ。

ブルセラは2月になると新芽を出し始めました。

春以降はベランダへ出す時間を増やしながら管理しています。
植え替えた片方のセンナは葉を完全に落としてしまいました。
品種ごとの結果メモ
パキポディウム・ホロンベンセ
11粒播いて、発芽なし。
最後まで動きがありませんでした。
種子の鮮度なのか、環境なのか、、、。
パキポディウム・グラキリス

11粒中1粒発芽。
発芽は遅めでした。
結果1株のみ。
パキポディウム・イノピナツム


10粒中6粒発芽。
今回の中では発芽はかなり良かったです。
ただし、生存は3株。
1株は元気そう。
1株は横になっているけど生きてはいる。
1株は色味が悪いけど、最も大きく育っています。
発芽率が良かっただけに、もっと残したかったです。
センナ・メリディオナリス

11粒中7粒発芽。
発芽はかなり良かったです。
ただし、発芽後に徒長気味になる株が多く、枯れる株も出ました。
植え替えた株は完全に葉を落としてしまいました。
植え替えていない株は変な伸び方をしていますが、今も生育中。
幹は太ってきています。
日照不足の影響をかなり感じた品種でした。
オペルクルカリア・パキプス
11粒すべて発芽なし。
下処理がとにかく大変でした。
果肉をふやかして除去し、種子の蓋を外す作業が硬くて細かくて。
の割に発芽0。
ブルセラ・ラキシフローラ




おまけの4粒から1粒発芽。
冬に完全休眠して、2月に新芽を出し始めました。
2026年6月には葉数を増やしながら幹も太ってきています。
まとめ
発芽するかどうかまでは種子の鮮度次第な部分もあるとは思うが、発芽した種子はなんとか生存させたかった。
特にセンナやイノピナツムは半分以上発芽したのに対し、生存したのは発芽したうち半分以下。
センナは発芽後徒長していたため、日照不足によって株が体力を付けられなかったのが原因の一つかと。
ここがLEDの必要性だったと感じます。
太陽光を使おうにも播種が6月と遅く、発芽した頃にはすでに猛暑や酷暑だったため容易にベランダ管理に移せなかった。
とはいえLEDなしで実生を成功させることを諦めたくはない。
その辺りは2026年編で挑戦しているのでぜひご覧ください。



コメント