この記事は、園芸店でオトンナという植物を発見して興味を持った人の、
冬型塊根植物って何?どう管理するの?どんな成長をするの?、という悩みを解決することを目指しています。
導入
近年の塊根植物ブームに伴い、大型園芸店やホームセンターで塊根植物を見かけることも増えてきました。
その中で「冬型塊根植物」と表記されたものが並ぶことも。
多くの植物は、夏に育ち、冬は休眠。
冬型塊根植物はその逆の動きをします。
難しそうですが、管理のポイントを守れば元気に育ってくれます。
ポイントをまとめます。
管理のポイント
5月〜9月ごろ:休眠期間
| 項目 | 管理の目安 |
|---|---|
| 置き場 | 涼しい屋内が安全。屋外なら日陰で風通しの良い場所。 |
| 水やり | 月に1〜2度程度、ほんの少し湿らす程度。根が乾きすぎると、休眠明けの立ち上がりが悪くなる可能性がある。 |
| 肥料 | なし。 |
10月〜4月ごろ:生育期間
| 項目 | 管理の目安 |
|---|---|
| 置き場 | 日光がよく当たる屋外。最低気温が3℃を下回る日の夜間は屋内が安全。 |
| 水やり | 用土が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷり。 |
| 肥料 | なくても育つ。あげたければ表記の容量を守って実施。 |
経過
実際に管理しているオトンナ・レトロルサの、購入時から現在までの経過です。
2024年8月ごろ

園芸店にて発見。
どんな植物か画像検索しても、この粒のような植物の写真は出てこない。
枯れたモジャモジャの写真ばかり。
「???」と。
面白そうだったので購入。

ただの粒ですね。
2024年9月ごろ

まだただの粒。
2024年10月ごろ

茂ってきました。
休眠が明けたタイミングの写真がなくて恐縮。
後ほど紹介しますが、2025年は10月7日に休眠が明けて新芽が出ました。
2024年11月ごろ


元気元気。
2025年5月ごろ

気温が上がり、葉が枯れてきました。
休眠へ。
2025年8月ごろ


休眠中。
枯葉は短く散髪。
オトンナ・レトロルサは、枯葉が落ちずにずっと残るのが特徴の一つ。
それを活かして、枯葉の塊のように育てていくのも一つの手法らしい。
これが購入時に画像検索で出てきた枯れたモジャモジャの正体。
散髪すると、株の大きさの変化や、購入時に1つだった成長点が3つに増えていることがよく分かります。
2025年10月ごろ

休眠明け。
枯葉をカットしておくと、休眠明けがすぐに発見できるというメリットがあります。
2025年10月ごろ

植え替え。
根が活発に動き出すこの時期が、植え替えに適しているとのこと。
ちょっと深植えしすぎた。。。
2026年3月ごろ

葉が黄色く変色し始めました。
2026年5月ごろ

半分以上の葉が枯れてきました。
2026年5月ごろ


今年も散髪。
今期は株自体の成長は控えめだった印象です。
この冬は、気温より日照を優先する意図で、氷点下にならない限り外管理をしてみました。
それが原因かもしれません。
2026年6月ごろ



また10月ごろに休眠が明けるまでは屋内で管理。
まとめ
先述の通り、多くの植物は、夏に育ち、冬は休眠します。
冬型塊根植物はその逆の動きをします。
冬に成長してくれるおかげで、冬を楽しくしてくれる存在です。
今回、冬2回分の経過を見ていただき、冬型塊根のイメージが少し湧いたのではないかと思います。
最近はネットに限らず、園芸店やホームセンターでも入手できます。
冬を楽しくしたい園芸家の方は、選択肢に入れてみてもいいかもしれません。



コメント