この記事は、デロスペルマ・ボッセラヌムの栽培に挑戦したい人の、
情報が少なくてよく分からない、という悩みを解決することを目指しています。
導入
デロスペルマ・ボッセラヌムという植物をご存知ですか。
自分もよく知りません。
塊根植物っぽくもあり、多肉植物っぽくもある、小さな植物です。
実生して1年が経過したので、まとめます。
経過
2024年10月下旬:購入株をすぐ枯らす

ころっとした塊根と、にょろにょろした枝、多肉質の葉という姿が気に入って、園芸店で購入しました。
タグには「デルスペルマ ボセラルム」と書いてありますね。
これで検索しても何も情報が出てこなかった覚えがあります。
難しい発音なので、表記にばらつきがあるのでしょう。
しかしなんと、購入株はすぐ枯らしてしまいました。悲しい。
2024年12月下旬:種子を購入
メルカリで種子を購入しました。
とても細かい粒で、50粒程度。
2025年4月下旬:発芽

4月に入り、暖かくなってから播種したら発芽しました。
2月ごろにも試しに播種しましたが、発芽ゼロだったと記憶しています。
細かい種子を、腰水で常時湿らせた用土の上にパラパラと播き、明るい屋内の窓辺で管理しました。
2025年5月上旬:相変わらず子葉だけ

発芽から2週間ほど。
相変わらず子葉だけ。
2025年6月上旬:うさぎの耳みたいな本葉

うさぎの耳のような本葉が展開してきました。
2025年8月中旬:3株まで減る

大きくなってきました。
ただ、この頃には3株まで絞られてしまいました。
50粒程度から3株。
生存率はおよそ6%です。
2025年10月下旬:まだ塊根感は薄い

購入株のような塊根を形成する気配は今のところなし。
2026年3月上旬:植え替えで地下部を確認



冬の間も暖かい屋内で管理していたおかげか、生育を続けていました。
枝が木質化してきています。
鉢から抜いてみると、地中で塊根っぽいものができかけていました。
2026年5月下旬:花が咲いた跡っぽいもの

植え替え後はベランダ管理へ移行。
節間に花が咲いた跡のようなものがありました。
花が咲いた覚えは無いのだが。。。
2026年6月上旬:咲いているのを発見



ひっそり咲いているのを発見しました。
2026年6月中旬:種回収



どうやら花殻を濡らすと開くようです。
雨の日に種をこぼす習性なのかな、と解釈しています。

濡れた花殻をカットしました。
濡れていて種が取り出しづらいです。
乾かします。

乾きました。
花殻が閉じてしまって取り出しづらいです。
どっちにしろ取り出しづらいんかい。
ピンセットで花殻をこじ開け、ほじりながら種を回収しました。


種が取れました。
AIに写真から数を推定してもらったところ、それぞれ800粒ずつくらいあるんじゃないかなー、とのこと。
2つの容器に分けたのは、ちょっと試したいことがあるからです。
2026年6月中旬:自家採取種を播く

種回収の翌日に、半分を播種しました。
2つの容器に分けた理由は、半分は取り蒔き、もう半分は適期とされる9〜10月に播種するためです。
この1鉢を2つに区切り、蒔き分けます。
まとめ
管理方法をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 置き場所 | 明るい窓辺(播種〜2026年2月ごろ) / ベランダ(2026年3月ごろ〜) |
| 水やり | 腰水(播種〜2026年2月ごろ) / 乾く前に水やり(2026年3月ごろ〜) |
| 肥料 | 置き型肥料(2026年3月ごろ〜) |
屋内管理中に展開した茎や葉は、節間長めで地を這うように伸びています。
ベランダ管理に変えてから展開した茎や葉は、節間短めで上方に伸び、自立しています。
それなりに強い日差しを好むようです。
まだ真夏を屋外で過ごしたことがないため、真夏の日光を浴びてどうなるかは今年観察します。
親株となった3株は、引き続き大株を目指して管理していきます。
自家採取して播種した鉢は、競争や世代交代が行われるような群生鉢を目指します。
複数発芽すれば、強い株と弱い株の差が出るだろうし、零れ種からの発芽で新たな世代が育つ可能性もある。
そう都合よく行くとは限らないけど。
また続報をお伝えします。
【関連】パキポディウムやオトンナなどの実生にも取り組んでいます。





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